自分に合った介護施設とは?

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最初のハードルは【介護施設の種類の多さ】

「どんな介護施設があるのか分からない」「違いがよく分からなくて選べない」、
介護施設探しを始めたばかりの方にとって、最初のハードルは“種類の多さ”です。

主要な介護施設の種類と特徴

1. 特別養護老人ホーム(特養)

▼特徴
・公的施設で費用が比較的安い
・介護度が「要介護3以上」でないと入所できない
・待機者が多く、入所までに時間がかかることも

▼こんな方におすすめ
・重度の介護が必要で、経済的に負担を抑えたい方


2. 介護老人保健施設(老健)

▼特徴
・在宅復帰を目指すリハビリ中心の施設
・医療と介護の中間的な役割
・原則3〜6ヶ月の短期利用が基本

▼こんな方におすすめ
・入院後のリハビリや、在宅生活への移行期間に利用したい方


3. 介護医療院

▼特徴
・長期の医療ケアが必要な人向けの施設
・医師や看護師が常駐し、医療体制が整っている
・生活支援も含まれる

▼こんな方におすすめ
・医療ニーズが高く、長期の療養が必要な方


4. 有料老人ホーム

▼特徴
・民間運営で種類やサービスが多様
・介護付き・住宅型・健康型の3タイプがある
・費用は高めだが、自由度が高い施設も多い

▼こんな方におすすめ
・予算に余裕があり、自分に合ったサービスを選びたい方


5. グループホーム

▼特徴
・認知症の方が対象(要支援2または要介護1以上)
・1ユニット9人ほどの少人数で家庭的な環境
・地域密着型

▼こんな方におすすめ
・認知症があり、少人数で落ち着いて暮らしたい方


6. サービス付き高齢者向け住宅

▼特徴
・バリアフリー対応の賃貸住宅+安否確認や生活相談のサービス付き
・介護は外部の事業所と連携
・比較的元気な高齢者向け

▼こんな方におすすめ
・まだ元気だけど、将来に備えて安心して暮らしたい方

どんな施設が合うかは「介護度」「希望する生活」「費用感」で決まる

施設ごとに特徴や入所条件、サービス内容、費用感が大きく異なります。
「どんな暮らしがしたいか」「どんな介護が必要か」「どれくらい費用を出せるか」を整理することが、自分に合った施設を見つける近道です。

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